EV充電器の種類

     普通充電器 急速充電器
概  要 商業施設・宿泊施設等、長時間の駐車が想定される場所や、住宅・オフィスで用いられる充電器 道の駅や高速道路のSA等、短時間充電が求められる場所への設置を想定した充電器
主な用途 基礎充電、
目的地充電
経路充電、
目的地充電
充電器
タイプ
壁掛け型、
スタンド型
スタンド型
出力目安 3-10kW
(3kW,6kW
が主流)
10-150kW
(25-50kW
が主流)(※2)
入力電圧/
出力電圧
単相交流
(AC)100V・200V /
交流
(AC)100V・200V
三相交流
(AC)200V /
直流(DC)500V
充電時間
目安(※1)
4~8時間程度 30~60分程度
(蓄電性能保護のため最大80%制限)
価格目安 本体価格
20-80万円
工事費
10-150万円
維持費
2-8万円/年
本体価格
100-500万円
工事費
200-300万円
維持費
30-40万円/年
留意点 ● 定期メンテは原則不要、故障時に修理/交換
● 電池への負荷が少ない
● 納期は1-5か月
● 定期メンテが必要
● 高圧供給による契約が必要な場合が多く、設置に追加コストがかかる
● 普通充電に比べて開発・施工に時間を要する
● 電池への負荷が大きい
● 車種により、一部使用制限あり
● 納期は6か月以上

※1 充電時間は車種やグレードによって異なります。消費電力の目安は6-7km / kWhです。

※2 150-500kWの超急速充電も存在します。 5-25分程度で満充電可能ながら、価格は1000万円超になりえます。

※3 災害時の「非常電源」とする場合、充放電対応(V2H型)の充電器が必要です。一般的な国産EVは電気を外部に供給できる機能が備わっています。